映画『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』の疑問点 ネタばれ有ります。
映画『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』を紹介します。
「アバター2」を観てモヤモヤしたことをブログに書きます。
ネタばれ有りますのでお気を付けてください。
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映画「アバター2」のあらすじ
映画「アバター2」のあらすじ
「アバター2」を地球風に大雑把に説明すると
ブラジルの麻薬王を裏切ったジェイクが、このまま村にいたら村人が皆殺しになるため家族だけでフィリピンの島に逃げ出しました。島の人はいやいや受け入れました。
麻薬王の子分がジェイクを殺しにフィリピンに来ました。ジェイクをおびき寄せるためにクジラを殺しました。怒った島民とジェイクの家族は戦って子分を打ち負かしました。次の襲撃で、島民が何人死のうと、ここで家族と暮らす決意をしたジェイクでした。
以上が「アバター2」のストーリーです。
映画「アバター2」の疑問点
1 家族第一主義。グローバル化のいきつく先。
家族を守るためには地域や国が惑星が滅んでもかまわない。
2 ジェイクが地球人だった事を完全に忘れている。
ナヴィ族の妻ネイティリと同じで地球人を殺すことに何のためらいはない。
グローバル地球人がクジラを殺すのとまったく同じ。
3 アバターは魚、肉を食べないビーガン。
アバターの経済はどうやって成立しているのか?高畑勲が観たら腰を抜かす設定。
4 惑星「パンドラ」の生態系を変えるとすべての生物が死滅する。
映画「風のナウシカ」「宇宙戦艦ヤマト」と同じ構図。クジラも絶滅する。
「砂の惑星」のメランジの争奪戦にならない。
5 クジラの脳、髄液に「不老不死」の妙薬の設定であるが
クオリッチ大佐の記憶移植で人類は実質不老不死になっている。「砂の惑星」のク
ローンと同じ。
6 クジラの脳髄液と昔の鯨油だけの捕鯨が全く同じ構図なのに、何の疑問も提示する
ことなく日本の捕鯨にすり替えている。
アバターがビーガンであることで欧米人と立ち位置は同じ。アジア人を捕鯨に出すこ
とで悪意丸出し。
7 キリは 惑星「パンドラ」の秘密の鍵をにぎるグレース博士のクローンと推測さ
れる。多分キリは「パンドラのナウシカ」になる?
8 アメリカ映画の特徴で、人はバタバタ殺されてもオーケー。クジラ、動物が殺され
るのは許されない不条理。『ジュラシック・ワールド』と同じ構図。
映画「アバター2」の今後
「アバター1」は「風のナウシカ」「もののけ姫」の設定に近かったと思います。
「アバター3」が砂地と聞いているので砂虫か王蟲が出てきそうです。
話の展開は、キリがナウシカ、ロアクがアスベルになるか、又は
キリとロアクが「砂の惑星」の双子の兄弟「砂丘の子供たち」になるか?
そのような展開になるような気がします。
「砂の惑星」の続編がかぶってきそうな予感がします。
映像は素晴らしいの一言に尽きます。
しかし、内容はあまり無かったというのが正直な感想です。
「アバター3」に期待しています。
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